粗大ゴミ回収の日に思ったこと
先月、当地区の粗大ゴミ回収があった。
以前は電化製品や金属類が出せたので、結構な量があった。
しかし、これらが出せなくなってからは半分程度に減ってしまった。
現在は家具やプラスチック類、それに布団類だ。
それにしても不思議というか驚くのは布団や座布団類の多さだ。
毎回、同じくらいの量が出てくる。
田舎の家だから保管するスペースには事欠かず、ゆえにいつまでも見えないところで眠っていたのだろうと思う。
今回、80過ぎの元気なおじいさんが大量に掛け布団を出していた。他から出ているものとは違ってそれらが結構新しいのだ。
曰く「もうこんなものは使わない。重くって、寒くって」
最近、羽毛布団を買ったらしい。
「あれは軽くてとても暖かい。電気毛布が要らなくなった。もっと早く買えばよかった」
あっ、電気毛布も何枚か出ている。
そういう理由で出す人もいるのだ。もったいない話だ。
世の中には欲しい人も大勢いるはずだが、、マッチングしないのだ。
そう考えるとネットオークションというのは非常に良いシステムだ。要らなくなったものが他の必要な人に再利用してもらえる。環境にやさしいとシステムと言えるだろう。でも何でもというわけにはいかず、ネット利用者に限られるという難点はあるのだが。
ふと、我が家には使ってない羽毛布団があったことを思い出した。女房が欲しいと言って買ったのだが、しばらく使って止めてしまった。
理由は「軽すぎる」。世の中いろんな人がいるのだ。
で、押入れを探したらバキュームパックに入れてせんべい状態だった。
私が使うことにした。私も布団はある程度重くないとというタイプだと思っていた。
女房が買ったときに「俺はそんなもの要らないよ」と言ったような。
今? すこぶる快適。相当、冷え込んでも全く気にならない。暖かいのだ。
すでに使っている人が聞けば、「なんだ、今頃」って感じだろう。
人間て自分が本当は良く分かっていない動物なのかも(私だけ?)
そんなもの要らないって言っている人は結構、営業としてはねらい目なのかも。
それなりの戦術、戦略は必要だ。彼らは意外と頑固だから、、