おっさんブログ

60代おっさんの興味本位をつづります

iPhoneから卒業? その2 Zenfone2修理の巻

前回、Zenfone2入手の話をした。

かみさんは快適に使っていたのだが、私が誤って落としてしまった。

 

コンクリートの上に画面を下にして・・

祈るような気持ちでそっと拾い上げて表を向けた。

期待は画面と同じように無残にも砕かれた。左上から右下に向けて放射状とクモの巣状を組み合わせたような複雑なヒビが・・

 

2、3日前にこのような事態を避けようと家電店にカバーケースを見に行ったのだが、好みのものがなかったのでネットで選択していた最中だったのだ。

 

幸いだったのはガラス以外に異常はなく、全てがきちんと機能したのだ。

ちょっと迷ったが、自分で修理使用と思い、早速部品を検索した。

売られているのだ。e-bayで40ドル弱。早速ポチった。

 

とりあえずはガラスの飛散と怪我防止のため、サランラップを巻いて使用した。

 

10日ほどして部品が届いた。それまでに類似品の交換方法などをYouTubeなどで調べて、必要な工具も入手した(とても安いものだが役に立つ)。

 

殆どはめ込みかねじ止めなので分解はそう難しくない。

しかし、ビデオと違って難関が2箇所。電池の取り外しと最後の画面の取り外し。この部分は強力な粘着財が使われている。

 

何とか分解して、購入した画面とを取り替えて組み立てを完了した。

恐る恐る電源を入れてみた。入った。

しかし、画面の半分が真っ暗だ。再度分解して確認してもその作業工程にはミスは見られない。こうなると自分ではもう手はつけられない。

 

やむなくASUSサービスセンターへ依頼をすることに。ところが製造番号を伝えるとそれは日本製でないため対応できないとの回答。

理由を聞くと同じ製品でも製造場所が異なると部品も作り方も変わるのだとか。

 

返信のメールは親切にも、香港製だから下記のところに連絡してくださいと案内があった。そこへメールを打つと、どういうわけか日本の担当から先の回答と同じ内容の返事が返ってくる。

 

埒が明かないのでメアドに併記してあった香港のサービスへ電話をした。

英語対応だったが、当方のブロークンイングリッシュで状況を説明し、そちらへ送るけど修理してもらえるか聞いたら返事はNO.そういう対応はしていないとバッサリ。一番いいのは香港にいる知人に頼んで直接持ち込むことだという。(そんなものいるか!)

 

ちょっと性急だった。ちょっと冷静になって「そうだ。アマゾンで買ったのだからそこの業者に頼めば何とかなるかも」と思いついた(遅い!普通はそれが先だろ!!)。

 

自分で部品買って、勝手に分解し、直らなかったから修理お願いと言うところに、若干のやましさを感じていたからだが。

 

電話で同じく経緯を説明し修理を依頼したら難なく了解されて、すぐに送れという。

見積もりをしてその金額で良ければ修理に掛かるとのこと。(地獄で仏?)

金額次第ではあきらめる覚悟は出来ていた。(この時、香港ドルは1ドル16円と知った)

 

2週間経っても音沙汰ないので確認のメールを入れた。現在込み合っていてもうしばらく待って欲しいとのこと。

そして1週間後、修理が完了しましたとの連絡。手違いで見積もり前に修理してしまったとのこと。予想ほど料金は高くなかったので了解した。

 

それが今日届いた。先に手配してあった保護用のケースと相前後して。

チェックしてみた。当たり前の話だがまったく問題ない。

分解時にミスったスピーカーのネットもキチンと付けられている。

この機種で難点とされる本体が熱くなる点も、電池の持ちも格段に良くなっている。

 

まるで新品だ。(ひょっとして新品かもしれない・・と思うくらいだ)

 

実は、修理には早くて3週間は掛かるという情報を得た時点で、そんなに長く待たせるわけには行かずかみさんには同機種の新しいものを買うはめとあいなった。

 

修理品が完璧な形で返ってきた時点で、このZenfone2は自分のものとなり、タイトル通り、夫婦ともどもiPhoneからの卒業が現実的なものになってきた。

 

しかし、携帯に便利な小型のiPhoneも捨てがたく、いまだに迷うところではあるが、それというのもスマホとしての機能は、価格は3倍ほど違っても殆ど差のないところまできているのだ。

 

迷った結果の予測は、当面、両方の良いとこ取りで併用という持ち前の決断力のなさ(良く言えば合理性重視?)が反映されそうな雰囲気ではある。

 

皆さん、私の二の舞にならないよう、大型画面のスマホ(に限るわけではないが)には保護ケースは必須と心得て、迷わず手当てしておいてくださいね。