おっさんブログ

60代おっさんの興味本位をつづります

初釣り 2016

正月早々、初釣りに出かけた。

 

昨年、夏の終わりに10年振りに再開した遠投のキス釣りだが、こんな時期に行くのは初めてである。

理由は二つ、冬に釣れる魚ではないと長く思い込んでいたこと。そして、こんな寒い時期に寒風に吹かれてどこが楽しいと思っていたこと。

 

年末に行って確かに釣れた。そして、調べてみるとキスは冬でも釣れる魚とある。

更には、この時期のキスは「越冬キス」と呼ばれ味が良いという。

 

今年は例年になく以上に暖かい冬だ。真冬でも12、3度もあると防寒すれば何の苦もない。陽でも射せば動きのあるスポーツフィッシングだけに汗ばんでくる。

 

今回もまた釣れた。

私は「10匹ルール」を自分に課している。釣りは釣れるほど楽しいのだが、帰ってからの処理が面倒なのである。10匹で止めておけば我慢の範囲だからである。

20も30も釣って帰ると、処理している間に背中がバンバン張ってくる。楽しみを長く続けるための苦肉の策だ。

 

昔はたくさん釣るために一つの仕掛けに針を7本も付けて、全部針にに魚がついていると大いに喜んだものだし、また、釣り仲間とその数を競ったものだ。

(釣った魚は近所に配っていた。自分で始末した記憶が殆どない)

今は針は二本しか付けない。一度に7匹も釣れたら2投でルールオーバーで店じまいとなる。

 

今は出来るだけ遠くへ投げて大物を狙う釣りに切り替えている。

 

キスは20センチで良型と言われる。

18センチまではてんぷら用に処理する。つまり、うろこを取った後、頭と腹を処理する。それから骨を取る。

そこから23センチまでは頭を残して腹を処理する。骨は取らない。このサイズは塩焼き用だ。キスは硬骨魚で骨を取るのは骨が折れるからだ。

ここを超えると刺身用だ。特に昆布締めが美味しい。酒の肴にはたまらない。

 

でも、どんな食べ方をしてもこの魚は美味しい。かみさんもこの魚が好きで、それで釣りに行くことには全く反対しない。有難い魚だ。

 

揚げたてのキスの天ぷら、、絶品。皆さんにもぜひ賞味してほしい。

 

今年は久し振りに昆布締めサイズのキスを早めにと願っている。