大人の「学びなおし」
「東洋経済」1/16号に次のような問題提起があった。
書いた人は東大大学院の柳川教授だ。
私も強く感じていることなので一部を紹介したい。
「情報技術や人工知能の発達などによって、今後必要となる能力や人材が今までとは大きく異なってくる」
「問題なのは、その動きがかなり急速なことだ」
「必要な能力が急速に変化しているとすれば、すでに社会人として働いている現役世代であっても、それに対応した能力開発は避けられない」
「よって、各個人が主体的に行動を起こす必要がある。大人の『学び直し』が必要なのだ」
「『私は今さらそんなことはできない』という反応が返ってくることが多い」
「しかし、できないと開き直って、その後無事に過ごせるだろうか。いくつになっても『学び直し』を行い、できる範囲で新たな能力開発をしていくことは、いまや必要条件なのだ」
引用の羅列になって申しわけありません。
何の解説も必要ないと思う。恐らく、大方の人は同じように感じているのではないかと思う。
でも、一人でやるのは辛いし、やっていない人も周りには結構いるし、、何とかなるかも、、、とついつい自分を甘やかす。
しかし、これまでのように会社や社会に頼っていられる時代ではないと思う。
今、行動を起こさないと予想外に早く「貧困の罠」(同4/11号)に陥り、更には「下級老人」(同8/29号)への道をまっしぐらという事になりかねない。
脅すつもりは毛頭無いのだが、この提起は真剣に受けたほうが真に身のためだと思う。
「余計なお節介」と思われるのを覚悟の上で、「おっさん」はつぶやいてみた。